朝、血圧の下(拡張期血圧)が高い人は、このような対策を取れ!!

「朝、目覚めたの時に血圧を測るんですけど、

血圧の下(拡張期血圧)がやたら高いんです・・・

どうればいいですかね?」

 

 

先日、患者さんからこのような質問をされました。

 

 

一般的に血圧の下(拡張期血圧)が高い原因として、

運動不足や睡眠不足、食生活、喫煙や飲酒などが言われていますが、

 

 

その中でも現代人は「運動不足」がかなり関与しているのです。

 

 

ですから、血圧の下が高い方で運動不足であれば

有酸素運動(ウォーキング、ジョギングをできれば30分以上)をやると

効果が結構出るのですが、

 

 

 

この患者さんの話を続きを聞いてみたところ

 

「夕方には、血圧の下は正常値になる」

 

っというのです。

 

 

うーん、これは「早朝高血圧」の可能性が高いですね!!

 

 

 

早朝高血圧とは・・・・・

 

「早朝高血圧ってなぁに?」

 

 

という方も、もしかしたらいるかもしれませんので、

ここで少し説明をしていきたいと思います。

 

 

ずばり、早朝高血圧とは

 

文字通りに早朝に血圧が高くなる病気です。

 

 

明確な定義を言っておくと早朝に家庭で測定した血圧が

上が135mmHg、下が85mmHg以上なら早朝高血圧です。

(ちなみに家での測定値の基準はそれぞれ5mmHgずつ低いです)

 

 

この早朝高血圧の原因としては

 

 

①糖尿病・腎臓病・ストレス等が原因で血圧が下がるはずの夜間に血圧が下がらずに、

 朝まで血圧が高い状態が続き、早朝高血圧になる

 

②朝起きた直後に動いてしまうことにより、

 自律神経がリラックスモードの副交感神経から

 血圧を上げる交感神経に急激に切り替わり、その結果、早朝高血圧になる

 

③降圧剤を飲んでいる人は朝は薬の効果が切れるために早朝高血圧になる

 

 

等、このようなものが上げられます。

 

 

 

「けど、この病気は結局は朝だけ血圧が高くて、日中は平気なんでしょ?

じゃそんなに心配いらないのでは?」

 

 

 

っと思う方もいるかもしれませんが、それは大間違いです。

 

 

 

なぜなら、高血圧が原因で引き起こる

「心筋梗塞」や「脳梗塞」は

圧倒的に朝に発症するからです。

 

 

 

このグラフから見てもそれは一目瞭然でしょう。

 

 

danger_il02

http://www.terumo.co.jp/consumer/guide/symptom/hypertension/danger.htmlより引用

 

 

グラフからも圧倒的に朝に心筋梗塞は多いですよね?

 

 

しかも病院で測定した血圧が正常であるため

あたかも異常なしと思われて見過ごされる可能性大です。

 

 

このことからも早朝高血圧は治さなければ、非常に危険な病気なのです。

 

 

 

そんな死の危険が高い早朝高血圧を対策するには・・・・・

 

 

 

このように死の危険性が高い、早朝高血圧は対策しなければいけません。

ということで、ここからは早朝高血圧の予防法について紹介していきたいと思います。

 

 

 

1.就寝30分前には神経を興奮させない

 

夜間に血圧が下がらない原因の一つとして

就寝前に神経を興奮させてしまっていることが上げられています。

 

 

具体的には、

 

・テレビ、映画を見る

・パソコンを使う

・電話をする

 

等、光や音に触れている行為です。

 

 

ですから、就寝前は

 

・ストレッチする

・本を読む

・ゆったりした音楽を聴く

 

等、体をリラックスすることを心がけてください。

 

 

また、万が一神経を興奮させてしまった場合は

 

ぬるめのお湯で顔を洗ったり、

ホットタオルなどを顔にあてることで

神経の興奮を抑えることが出来ます。

 

 

 

2.就寝前に排尿を心がける

 

 

人間は膀胱に尿が溜まっていると

血圧を上げる交感神経が優位になります。

 

そして、交感神経が優位な事から血圧をあげてしまうのです。

 

 

なので、就寝前には排尿をして交感神経が優位に

ならない状態にしておきましょう。

 

 

 

3.朝、目覚めたら布団の中で体操をしよう

 

早朝高血圧の原因のひとつとして、

朝に目覚めてすぐに起きてしまうことが原因に上げられています。

 

 

ですから、朝目覚めたらすぐには起きずに

布団の中で体操をし、血圧の急激な上昇を抑えましょう。

 

 

布団の中での体操は

 

1.胸の前で手を合わせ
2.鼻から息を吸いながら、合わせた手を頭の上まで伸ばす

3.腹を徐々にへこませるイメージで息を吐きながら、

 つま先を起こし、体全体を伸ばす

4.これを4〜5回行う

 

 

 

これをやるとふくらはぎが伸び、血流が良くなることから

急激な血圧の上昇を抑えることができるのです。

 

 

 

 

・・・・・以上の3つが早朝高血圧の有効的な予防法です。

 

 

 

早朝高血圧の自覚がある方はしっかりとやっていきましょうね^^

 

 

 

補足として・・・・

 

 

 

また、補足として、

 

 

早朝高血圧で心筋梗塞や脳梗塞等で倒れる時期としては

気温が低い冬場が圧倒的に多いと言われています。

 

 

ただでさえ気温が低くて血管に負担がかかりますから

それに加えて早朝高血圧だったら・・・・

 

 

ですから、早朝高血圧の方は冬場は特に用心してくださいね。

 

 

「大丈夫、大丈夫。今まで高血圧だけどおかしくなったことないし。」

 

と、余裕をかましていると

 

 

心筋梗塞や脳梗塞は前触れもなく

急に来てそのまま帰らぬ人になるということも起こり得ます。

 

 

ですから早朝高血圧はしっかり予防していきましょう!

 

 

それでは今回はこの辺りで失礼します^^

 

 

PS

 

早朝高血圧の対策の部分で「ストレッチ」が出て来ました。

 

実はストレッチは高血圧を根本的に改善するためには

簡単かつ非常に効果が高い運動療法の一つです。

 

「たかがストレッチで?」

 

と思われるかもしれませんが

私も高血圧だった時に2ヶ月間ストレッチを取り入れることで

 

最高血圧-39mmHg、最低血圧-30mmHg

 

という結果を出すことができました。

 

気になる方はこちらからどうぞ。

 

 

降圧剤・減塩・運動なしで血圧を39mmHg下げたやまざきの治療体験記


こんにちは、サイト管理人の医療従事者やまざきです。

降圧剤を飲むと死を招く恐れがあります。

と言われても
死なないために降圧剤を飲むんじゃないの?

と思いますよね。
でも実際に私の患者さんで亡くなった方がいます。

その方はお孫さんを可愛がる、釣りが趣味の明るい方でした。
でも、もう帰ってくることはありません。

私自身、高血圧になりわかりました。
世の中の高血圧治療は嘘だらけだったことを。

そして『本当に』正しい血圧改善法を知り試した結果
降圧剤・減塩・運動なしで根本から血圧を下げることができました。

その値、なんと最高血圧-39mmHg,最低血圧-30mmHg

その方法を私の元に来院される患者さんに伝えると
ありがたいことに血圧が良くなった方がいます。

高血圧は降圧剤・減塩・運動なしでも根本から改善することができるのです。

私が高血圧を根本から改善することができた秘密は下記リンクからどうぞ
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降圧剤・減塩・運動なしで血圧を改善したやまざきの治療体験記


私が実際に一ヶ月間飲んで本当に血圧に変化があった体験記


最高血圧 -25mmHg、最低血圧 -18mmHgの数値の変化がありました

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