最低血圧(下の血圧)が90以上の高い人は最高血圧との差の脈圧に要注意!

 

 

高血圧というと、ついつい最高血圧(収縮期血圧)ばかり

見てしまいがちではないでしょうか?

 

 

私も血圧の知識が薄い間は上の値ばかり見ていました^^;

 

 

どうしても上の値の大きさに目が行ってしまうんですよね・・・

 

 

ですが、最低血圧も非常に重要なポイントになります。

 

 

そこで今回は最低血圧について主にお話していこうと思います。

 

 

最低血圧(下の血圧)の基準は90mmHg以上!

 

先程言ったように最高血圧ばかり見てしまいがちで

最高血圧の高い低いで高血圧の判断をしがちですが

最低血圧のみが基準値を超えていても高血圧という診断がでます。

 

 

なのでまずは前提知識として

高血圧の診断基準を見ておきましょう!

 

 

 

この表を見る限り正常と言われるのは

最低血圧90mmHg未満というわけですね。

 

 

 

つまり90mmHgを超えると高血圧という扱いになってしまいます。

 

 

 

最低血圧(下の血圧)が高いとどんな症状が出る?

 

下の血圧が高いとどんな症状が出るかというと

基本的には上の血圧が高い人とあまり変わりません。

 

 

高血圧で一番怖い無症状の場合もありますし

人によっては頭痛や頭が重い、めまい

といった症状が出ることがあります。

 

 

ただその症状が高血圧によるものが原因だった

というのが後になってわかることが多いのが厄介なところですね^^;

 

 

 

最低血圧(血圧の下)が高い状態ってどういう状態?

 

最低血圧は別名「拡張期血圧」と言って

心臓が拡張するときの血圧を言います。

 

 

下の血圧が高いということは

心臓から血液が血管に向けて送り出された後に

先の方の血管にかかる圧力が大きくなっています。

 

 

つまり心臓に近いところの血管はまだ柔らかいのですが

先の方の血管がしなやかさを失って弾力性がなくなり

動脈硬化を起こしかけている、または起きている

という状態が下の血圧が高い状態です。

 

 

脈圧が非常に大事

 

血圧を測定して出てきた値を見て

高い低いを見ることももちろん大事です。

 

 

しかしその値だけではなく

ある指標の値を見ることもかなり大事で、その指標は

 

「脈圧」

 

です。

 

 

・・・と、まあいきなり言われてもという感じなので

脈圧について詳しく説明していきますね。

 

 

脈圧とは?

 

脈圧の意味ですがこれは

「最高血圧の値ー最低血圧の値」のことです。

 

 

例えばⅠ度高血圧の基準値の最低ラインである

最高血圧140、最低血圧90ならば

「140ー90=50mmHg」となり、

 

 

Ⅱ度高血圧、Ⅲ度高血圧の最低ラインならそれぞれ

「160-100=60mmHg」、「180ー110=70mmHg」

ということになりますね。

 

 

この指標を知ることによって

太い血管である大動脈の硬さや

細い血管の硬さを知ることができます。

 

 

つまり動脈硬化の進行具合を測ることができるというわけです。

 

 

脈圧の基準ってどのくらい?

 

 

ではどのくらいなら脈圧は正常と言われているのでしょうか?

 

 

この基準値ですが正常といわれる範囲は

30~50mmHg未満の範囲と言われています。

 

 

Ⅰ度高血圧の基準値はぴったり50なので

脈圧の正常範囲からは外れているということになります。

 

 

逆に、例えばですが最高血圧が130mmHgとして

最低血圧が110mmHgだとした場合は

「130-110=20」となってこちらも正常範囲から外れます。

 

 

ですがこの場合下は110mmHgでアウトですが

上は130mmHgで問題がありません。

 

 

「最低だけが基準値超えているのはどうなんだろう?」

と思われるかもしれませんがこれも問題ありです。

 

 

最低血圧(下の血圧)だけ高いという人は

脈圧が低いということとほぼイコールだということですね。

 

 

ですから差が大きく開いても小さすぎても問題なのです。

 

 

ということで脈圧が大きい場合と小さい場合の両方で

どうして起こるのか、どんな問題があるのか

ということを説明していきます。

 

 

脈圧が大きくなる原因は?

 

特に高血圧に関係性が高い要因は主に2つで

生活習慣によるものと動脈硬化によるものです。

 

 

生活習慣による脈圧の上昇

 

ストレスなどによって心拍数が上がることで

血管の収縮が頻繁に行われるようになると

心臓から送り出される血液量が増大し

最高血圧の数値が上昇しやすくなる要因になります。

 

 

一次的に上がることは問題ないですが

日常的に血圧に負担をかける行為を繰り返すと

血管の機能がどんどん失われて慢性的な高血圧へとつながります。

 

 

動脈硬化による脈圧の上昇

 

脈圧が大きくなる時に特に考えられるのは

大動脈での動脈硬化が進行している可能性があるということです。

 

 

動脈硬化が起こることによって

大動脈の「ふいご機能」の低下が起こります。

 

 

ここでふいご機能について説明しますね。

 

 

「拡張期血圧」の画像検索結果

http://www.trkm.co.jp/kenkou/11081901.htmより引用

 

 

心臓が収縮すると血液が大動脈を通して全身に送り出されます。

 

 

その時に大動脈が広がって

収縮して押し出した血液の40%を送り

残りの60%を一時的に溜め込みます。

 

 

そして、心臓が拡張すると残りの60%の血液を送り出し

心臓の拡張期でも血液が全身に供給されるような状態を作っています。

 

 

この仕組みのことを「ふいご機能」といいます。

 

 

それで、大動脈が動脈硬化を起こすと

血管が固くなって一時的に蓄えておける血液量が減って

血液が溜まることなく流れ出すので

拡張期にかかる圧力が低下してしまいます。

 

 

この拡張期の血圧が最低血圧ですから

結果的に脈圧が大きくなってしまうということです。

 

 

特に60歳以降から統計的に脈圧の上昇が見られます。

 

 

そのため下の血圧は正常なのに

上の血圧が異常という現象が高齢者に増えます。

 

 

脈圧が大きいとどうなる?

 

脈圧が50以上になると有意に心血管病になるリスクが上がり

60以上になると心血管病で死亡するリスクが上がるという報告があります。

 

 

ちなみに心血管病というのは血管が詰まったり

破れてしまったりする病気の総称です。

 

 

例えば心筋梗塞や脳出血などですね・・・

 

 

ですから脈圧が大きいことは命の危険性が高まる

ということを覚えておいていただきたいです。

 

 

脈圧が小さくなる原因は?

 

 

60歳くらいまでの人や高血圧になりたての人で

肥満や運動不足、喫煙、お酒の飲み過ぎといった

血圧に良くないと言われる習慣がある人がなりやすいです。

 

 

先程上の方でもお話しましたが

この場合大動脈はまだ柔らかい状態ですが

細動脈や毛細血管のような細い血管が動脈硬化をおこして

血管抵抗が高くなることで最低血圧だけが高くなってしまいます。

 

 

というのも最低血圧を決めるのは主に細い血管の血管抵抗なので

細い血管で動脈硬化が進行すると

心臓の拡張期に送り出された血液が細い血管の抵抗が高いために

血液を送り出すために血圧を上昇させます。

 

 

脈圧が小さいとどうなる?

 

最低血圧だけが高いことによる脳卒中や心筋梗塞での死亡率は

正常な血圧の人とほとんど差がないと言われています。

 

 

しかし、細い血管への血流が悪いため

この状態のままでは太い血管にも動脈硬化が進行し

最高血圧もどんどん上がってしまいかねません。

 

 

最終的に小さかった脈圧がどんどん大きくなって

上の血圧も高い高血圧になってしまいます。

 

 

そのため一般的な高血圧の人と同じように

血圧の改善をしていかなければいけません。

 

 

脈圧を改善するには?

 

脈圧が高いにしろ小さいにしろ

どちらも動脈硬化という問題があります。

 

 

そのため脈圧を改善するためには

生活習慣や食生活に気を付け

高血圧の改善をすることが一番です。

 

 

高血圧の改善が脈圧の改善に結果的につながりますからね^^

 

 

脈圧を低下させるための生活習慣の改善

 

運動不足の人は1日30分程度の有酸素運動をすると

血圧を下げるのに非常に効果を発揮すると言われています。

 

 

上の血圧が高い人が運動を急にやり始めると

いきなり血圧が上がってしまい下手すると血管が破れてしまうので

非常に気を遣わないといけませんが

下の血圧が高い人はあまり気にせずに運動をし始めて問題ありません。

 

 

ただ仕事が忙しかったりすると

なかなか運動ができなかったり気が乗らなくて

さぼりがちになる場合がありますよね。

 

 

私の鍼灸院に来院する患者さんから

「運動が体にいいというのはわかっていても

なかなか続かないんですよね・・・」

というのはよく聞くのでお気持ちはよくわかります^^;

 

 

もし運動はなかなかする気にはなれないけど血圧を下げたいときは

ストレッチで血圧を下げるこういう方法もあります。

 

 

この方法なら運動しなきゃと身構えなくても

日常的にできるストレッチで血圧を下げられます。

 

 

脈圧を低下させるための食事の改善

 

高血圧を改善するための食事法ですが

よく言われている塩分を摂りすぎないようにすることも大切です。

 

 

ですが塩分に関しては日本人の半分が

摂取しても血圧が上がらないタイプなので

あまり躍起になって塩分を控える必要はない

というのが私の考えです。

 

 

もちろん摂りすぎはいけませんよ^^;

 

 

血圧が上がらなくても内臓に負担かかりますからね。

 

 

ですから適度に塩分は控えつつ

血圧の上昇を抑えたり下げたりする栄養を摂ることや

きちんとした食事法をすることが大事です。

 

 

脈圧を低下させる栄養

 

脈圧を低下させる栄養=血圧に効く栄養なので

基本的には以下の4つになります。

 

 

・カリウム

・カルシウム・マグネシウム

・タウリン

・DHA・EPA

(正確には6つですが2つ揃って効果を発揮するものは1つとしています)

 

 

もちろん可能ならすべてを摂ってほしいのですが

なかなか難しいので私のおすすめを言うと

「カリウム」「DHA・EPA」です。

 

 

カリウムはナトリウムを排出する手助けをする栄養です。

 

 

果物から摂取することができて

味も甘くて食べやすいのでストレスになりにくく

尚且つ血圧にもいいということでおすすめです。

 

 

バナナに良く含まれていますから

バナナを日常的に食べるように習慣付けましょう。

 

 

DHA・EPAは血液サラサラ効果がある上

記憶力・学習能力といった脳の活性化にもつながりますし

視力回復にもつながるといったいい効果いっぱいの栄養です。

 

 

血圧どうこうではなく摂るべきですね(笑)

 

 

基本的には青魚に多く含まれていて

尚且つ刺身で食べるのが一番効率良く摂取できます。

 

 

ただDHA・EPAに関しては積極的に摂り辛いという欠点があります。

 

 

なので私はDHA・EPAに関してはサプリメントで

栄養を補うことをお勧めしています。

 

 

そのサプリメントは私の血圧を実際に下げてくれたサプリで

最高血圧-25mmHg,最低血圧-18mmHg下がりました。

 

 

その下がる過程の詳細が気になる方はこちらをどうぞ^^

 

 

食事法の改善

 

塩分をカットすることに躍起にならなくても

普段の食事を見直すことで結果的に塩分カットになり

しかも血圧を下げることができる食事法があります。

 

 

その方法は食事を見直すだけなので

運動をしなくても血圧を下げることができます。

 

 

ただし何でもかんでも好きなものを食べながら

楽して血圧を下げるというわけではないので

その点は注意していただけたらと思います。

 

 

その食事法に関してはこちらの記事で記載しています。

 

 

まとめ

 

 

ということで今回は最低血圧と脈圧にフォーカスして

お話していきましたがいかがだったでしょうか?

 

 

日々の血圧の管理に気を付けていきましょう!

 

 

 

 

 

降圧剤・減塩・運動なしで血圧を39mmHg下げたやまざきの治療体験記


こんにちは、サイト管理人の医療従事者やまざきです。

降圧剤を飲むと死を招く恐れがあります。

と言われても
死なないために降圧剤を飲むんじゃないの?

と思いますよね。
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その方はお孫さんを可愛がる、釣りが趣味の明るい方でした。
でも、もう帰ってくることはありません。

私自身、高血圧になりわかりました。
世の中の高血圧治療は嘘だらけだったことを。

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降圧剤・減塩・運動なしで根本から血圧を下げることができました。

その値、なんと最高血圧-39mmHg,最低血圧-30mmHg

その方法を私の元に来院される患者さんに伝えると
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高血圧は降圧剤・減塩・運動なしでも根本から改善することができるのです。

私が高血圧を根本から改善することができた秘密は下記リンクからどうぞ
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降圧剤・減塩・運動なしで血圧を改善したやまざきの治療体験記


私が実際に一ヶ月間飲んで本当に血圧に変化があった体験記


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詳しくは以下の画像をクリックしてね
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