あなたは普段から血圧を測定しているでしょうか?
最近は手軽に血圧測定器を手に入れられるので
自宅で測っている方が多い印象です。
ですがきちんと正確に測らないと
間違った情報になってしまいがちです。
そこで今回は血圧計の正しい測り方について
お話ししていきたいと思います。
目次
前提その1 血圧計の主なタイプ
血圧計には一般的には
・上腕式血圧計
・手首式血圧計
の2つのタイプがあります。
馴染みがあるのはおそらく上腕式だとおもいます。
健康診断で使われる血圧計も基本的には上腕式ですし
売っている種類も上腕式が圧倒的に多いです。
基本的に正しい使い方をするのであれば
どちらを使用しても問題はありませんが
上腕式の方が心臓に近く正確な値が出やすいと言われています。
そのため無難なのは上腕式です。
前提その2 そもそも服の上からでもいいの?
血圧計を使うときに服の上からでもいいのか
それとも素肌でやるほうがいいのか
迷ってしまう方がいるかもしれません。
これは結論から言うと素肌でやれば間違いないです。
というのも手首式は素肌でやることが前提ですし
上腕式は素肌でも薄着でもどちらでもいいのですが
素肌の方がより確実に使用しやすいからです。
ですから基本的には素肌で測るという風に捉えていただけたらと思います。
正しい測定の仕方
前提の説明が終わったところで
これから正しい血圧の測り方を説明します。
測定のタイミング
測定のタイミングは基本的には1日に
起床後1時間以内と就寝前の2回です。
それぞれのタイミングで注意する点があります。
起床後1時間以内の注意点
起床後1時間以内の注意点は以下の4つです。
・排尿をした後
・朝ごはんを食べる前
・測る前に1〜2分安静にしてから
・降圧剤を飲んでいる場合は服薬する前
この4つに注意して測定を行います。
ですから朝起きてすぐに排尿をして
その直後に血圧を測りそこから朝ごはんを食べる流れが
一番忘れにくく習慣化しやすいかと思います。
就寝前の注意点
就寝前の注意点は1つだけです。
・測定前に1〜2分安静にしてから
つい血圧計をセットしたら
すぐに測り始めたくなりますが1〜2分待ちましょう。
血圧を測る5つのポイント
血圧を測るにあたって5つ
意識していただきたいポイントがあります。
それぞれ説明していきますね。
ポイント1 測る時はリラックス
血圧は精神状態や直前の動作の影響を受けやすいです。
緊張している時やイライラしている時というのは
どうしても血圧が上昇してしまって
正しい測定値を得ることができません。
ですから先ほども言いましたが
1〜2分ほど安静にする時間を作ってから測りましょう。
測る前に5回ほど深呼吸をすることでも
リラックス効果があるのでオススメです。
ポイント2 排尿・排便を済ませてから
排尿・排便を済ませてから数分経ったのちに測りましょう。
または尿意・便意を感じない時に測定しましょう。
ポイント3 座った姿勢でカフ(腕帯)を正しく巻く
正しく座り正しくカフを巻くことが
血圧を正確に測るのに一番重要です。
この正しい座り方や正しい巻き方は後ほど説明します。
ポイント4 毎日同じ時間帯に測る
血圧は一回測って出たデータではなく
長い間測ったデータに意味があります。
どうしても一回だけの結果だと
その時の心理状態で変わってきますからね。
ですので意味あるデータにするためにも
毎日できるだけ同じ時刻に測定するように心がけましょう。
ポイント5 適温の部屋で測る
血圧を測る際の部屋の温度が高すぎたり
低すぎたりしてしまうと正確な値が出ません。
可能な限り室温20度前後に保った部屋で測定しましょう。
ただし夏だと室温20度前後は厳しいと思うので
快適に過ごせる温度で測るようにしましょう。
カフ(腕帯)の巻き方
次にカフの巻き方についてですが
その前にカフを巻く前提として
右か左どちらの腕で測るのが良いかお話しします。
右か左のどちらに巻くのがベスト?
これははっきり言ってどちらでも構いません。
一般的には右利きの人が多いので
家庭用の血圧計は左腕に巻いて
右手で操作できるようにしていることが多いです。
なのでどちらか一方の腕で測り続けることが大事です。
上腕式血圧計のカフの巻き方
1:カフが肘の関節にかからないように
曲げた時のシワがよる部分から1〜2cm上に巻きます。
2:エアチューブは手のひら側にして
腕の中心に来るようにカフの位置を調整します
3:隙間ができないようにぴったりと巻きます
手首式血圧計のカフの巻き方
1:巻きやすい方の手首を決めます。
2:手首と手のひらの境目から1〜1.5cm離したところに
隙間ができないようにぴったりと巻きます。
正しい測定姿勢
血圧計で正しい値を測定するには
この測定姿勢が一番大事になります。
上腕式血圧計、手首式血圧計のどちらとも
椅子に座って測定することが必須です。
上腕式血圧計の測定姿勢
・椅子の背もたれにもたれてリラックス
・カフの中心を心臓の高さ(目安として乳首)の高さにする
・腕の力を抜いてテーブルの上に置き手のひらを上向きにする
・両足を床につけて足は組まない
手首式血圧計の測定姿勢
・背もたれにもたれてリラックス
・血圧計の高さを心臓の高さ(目安は乳首)の高さにする
・力を抜いて手のひらを上向きにする
・肘をテーブルに置く
・両足を床につけて足を組まない
最後に
今回は血圧の正しい測定方法について
お話しさせていただきました。
日常の血圧を知っておくことで対処もしやすくなります。
逆に日常で血圧を知らずに健康診断等でしか血圧を測らない場合
そのまま降圧剤への処方まっしぐらになる恐れがあります。
私はこちらの記事でも言っているように
降圧剤には絶対に頼って欲しくありません。
百害あって一利なしです。
普段の自分の血圧を知って
自力で下げる努力をしていただけたらと思います。
自力で下げる方法については
このサイトを通していろんな形でお伝えしています。
ですのでこのサイトで学んでいただければ幸いです。
それでは今回はこの辺りで失礼します。
降圧剤・減塩・運動なしで血圧を39mmHg下げたやまざきの治療体験記
こんにちは、サイト管理人の医療従事者やまざきです。
降圧剤を飲むと死を招く恐れがあります。
と言われても
死なないために降圧剤を飲むんじゃないの?
と思いますよね。
でも実際に私の患者さんで亡くなった方がいます。
その方はお孫さんを可愛がる、釣りが趣味の明るい方でした。
でも、もう帰ってくることはありません。
私自身、高血圧になりわかりました。
世の中の高血圧治療は嘘だらけだったことを。
そして『本当に』正しい血圧改善法を知り試した結果
降圧剤・減塩・運動なしで根本から血圧を下げることができました。
その値、なんと最高血圧-39mmHg,最低血圧-30mmHg
その方法を私の元に来院される患者さんに伝えると
ありがたいことに血圧が良くなった方がいます。
高血圧は降圧剤・減塩・運動なしでも根本から改善することができるのです。
私が高血圧を根本から改善することができた秘密は下記リンクからどうぞ
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降圧剤・減塩・運動なしで血圧を改善したやまざきの治療体験記
最高血圧 -25mmHg、最低血圧 -18mmHgの数値の変化がありました
詳しくは以下の画像をクリックしてね
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